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沖縄かまぼこ発祥の地

糸満の蒲鉾をうさがみそーれー!

糸満名産かまぼこ

 昔ながらの味わいを今に伝える糸満海人蒲鉾。市場には毎朝アチコーコーの蒲鉾が並び、ふるさとの味として沖縄の人々に親しまれています。
 沖縄の蒲鉾は、魚のすり身を蒸し上げた「蒸しかまぼこ」ではなく、油で揚げた「揚げかまぼこ」。材料のすり身を水延ばししないため、魚の旨みが凝縮された濃厚でコクのある味わいがあります。伝統的な糸満の蒲鉾はバラエティ豊か。鹿児島の「さつま揚げ」のルーツともいわれています。
 伝統料理に欠かせないビッグサイズの紅白かまぼこやカステラかまぼこ。ゴボウの入ったチキアギや、ひとくちサイズのちぎり揚げ。
 沖縄そばの具財としておなじみの丸かまぼこ。おにぎりやゆで卵をすり身で包み、糸満海人のまかない食として生まれた黄金丸(くがにまる。バクダンと呼ぶ蒲鉾屋も)など。おかずに良し、おやつに良し、おつまみに良しの糸満名物をうさがみそーれー!
※アチコーコーは、沖縄の言葉で「できたてアツアツ」、うさがみそーれーは「召し上がれ」という意味です。

かまぼこと海
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